2013年5月30日木曜日

行方不明者・・・

米オハイオ州クリーブランドで女性3人を約10年間にわたり監禁していたと云う事件があった。日本でも過去何例かの同種の犯罪が明るみに出ている。

平成2 2年中における行方不明者の状況 (警察庁生活安全局生活安全企画課)

理由の如何を問わず日本では年間10万人弱(8〜9万人)の行方不明者が発生し、毎年97〜98%位の方々が発見されている。生きて発見される方も、不幸にして、亡くなって発見される方も居られる。更に又、身元不明遺体として発見される方々が年間1500人、つまり、それらを差し引いて毎年1000人を越える人々が真の意味での行方不明として失踪している事になる。勿論、それら1000人を超える失踪者の方々の内、恐らく大多数の方々は自らの意志で日常からの失踪を決め、それまでの人生を封印し、何者でも無い新たな人間として社会で生活を続けているのだろうと私は思っている。

だが、この中には僅かでも、誰かに監禁され家畜の様に飼われている失踪者も居られるのでは無いかとフト思っうのだ。何故なら、例えば・・・自らの意志で自らではない人として社会で生きると云う選択をする筈のない9歳未満の子供達が、自らの意志で発見されずに失踪し続ける事は非常に難しいと思うからだ。

古来から神隠しと云われ、多くの場合は不明者は神域に消えたと考えられていた。だが・・・、どこかに閉じ込められ助けが来るのを待ち続けている行方不明者の方も少なからず居られるのでは無いだろうか?



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