2013年5月31日金曜日

ジハイドロジェン・モノオキサイド

一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)が、地元の水道水の中に大量に混入しているとラジオ番組でエイプリルフールのネタにした米国のDJが無期限謹慎処分を受けたのだそうだ。

だが、一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)は誇張ではなく危険な物質である。一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)に完全に浸されると呼吸が妨げられ人は死に至る。我が国でも毎年多くの人が亡くなっていて、夏の最高気温にも左右されるが、毎年400名を越える方々が一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)に依って命を落としているのだ。

そして、それを大量に摂取すれば人体に有害であり細胞外液の浸透圧が異常に下がり、低ナトリウム血症によって悪心、頭痛、間代性痙攣、意識障害等の症状を引き起こす事が既に知られている。一説には体重65Kgの男性では10〜30lの一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)が致死量だと云われている。

延べ人数で22名の死亡者を出したこんにゃくゼリーをライフワークとして目の敵にしていた仙谷由人氏だったが、こんな危ない化学物質が規制もされずに野放しとされている事は気に成らなかったのだろうか?

だが、たった10〜30lで人の命を奪う一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)だが、これを全く摂取しないと著しく不都合らしい。一般論で恐縮だが、成人男性は3L/日、成人女性は2.2L/日の一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)摂取が推奨されているらしい。(但し、食品からの代謝として人体内で生成される量も含まれるので額面通りの量の一酸化二水素を飲むのは死ぬ程ツライかも?)

摂取しても、摂取しなくても、浸かって快適に体を冷やしても、浸かりすぎて窒息しても、ヒトは一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)とは無縁ではいられないらしい。今年は歴史的な暑い夏になるらしい一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)の過不足で被害に遭わないように互いに気を付けたいモノである。






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