2013年6月20日木曜日

夜に光る奇妙な雲、発生が増加 « WIRED.jp

夜に光る奇妙な雲、発生が増加 « WIRED.jp



上記引用Webページに私の苦手な要約をすると・・・夏の高緯度帯で見られる夜行雲(夏の日没直後、揺らめき光る、か細い雲の集まりが夜空に現れる)が、今年は例年より早く、より低い緯度の地域にも現れている。夜光雲が低緯度の地域でもみられるようになった現象について、上空で気候変動が起こっていることを示す兆候であると専門家が指摘している。

日本語の「星明かり」とは「星の光に因る明るさ」と云う意味だろうが、実際には「星の光に因る明るさ」よりも、我々の住まう低緯度帯でも太陽からの荷電粒子で空自体が僅かに光っている明るさの方が明るいのだ。その光っている星明かりの正体は中間圏と呼ばれる通常の雲が出来る大気上層よりも更に上層のイオン化した大気分子が光っているのだと云われている。

中間圏は、冬よりも夏の方が温度が低い傾向(冬期は平均して−92℃程度、夏場は−100℃程度)があり、ここ数年来では北半球の中間圏の夏場の温度低下が著しく極低温に達していてメタン由来の水蒸気や二酸化炭素分子等が凍って夜行雲と成っているのだそうだ。

(太陽活動の影響とされる)北極振動の振幅の増大、惑星規模のプラネタリー波の振幅の増大、大気上層中間圏の非常低温化、海流(寒流)の遅滞化・・・日本周辺では太平洋高気圧の成長不足(インド洋熱帯域の海面水温上昇不足・・・南方振動の影響?)と云った異常気象が・・・そして何よりもクソ忌々しい地球温暖化が指し示すのはスノーボールアース仮説なのだろうか?

暑い日には映画「デイ・アフター・トモロー」でも御覧になられては如何だろうか?この映画はスノーボールアース仮説を誇張し多少歪曲してディザスター・ムービー(災害パニック映画)に仕立てたモノだが、日常的にマスコミが口にしている異常気象と云う便利な言葉の指し示す未来には何らかの想像もしないゴール地点があるのではと云う気分にさせてくれる・・・暑気払いには最適の映画である。

# 作中登場するダッジラム・ディーゼル4WDが格好良くてナンとか所有しようと決心させた映画で、我が家ではDVDの他にBD版も買ってしまったのだが・・・


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