2013年12月3日火曜日

インフルエンザ予防接種

ここ15年位はインフルエンザに罹った事が無い。そもそも馬鹿は風邪をひかないとは名言だが、御多分に漏れず私が風邪を患って高熱を出したと云う記憶は・・・昭和天皇崩御の日だったか?(この時は、約1週間高熱が続いてヘロヘロになった)

妻は学校公務員なので生徒さんの手前インフルエンザに罹る訳にはいかないという職業倫理が存在するのだろうが、私はインフルエンザに罹りたくは無いが予防接種をしてまで避けなくてもと思っていた。特に、昨年のインフルエンザ予防接種は予防効果が薄かったのか・・・接種した筈の娘はインフルエンザに罹っていた(周囲の知人も、予防接種を受けたのに罹った人が複数存在していた)。当たり外れは在るのだろうが、受けても効果が薄い場合も在るのなら予防接種を受けるリスクもゼロでは無い以上、私は受けなくても良いと思っていた。

だが、今年は・・・多分生まれて初めてインフルエンザの予防接種を受けてみた。外れ年の翌年が当たり年である・・・と云う根拠は希薄だが、家族全員で接種すべしとホームドクターの営業戦略に従った次第。

昨年の厚生労働省選定のワクチン株は
 A/California/7/2009 (H1N1)pdm09
 A/Victoria/361/2011 (H3N2)
 B/Wisconsin/1/2010(山形系統)

であり、WHOの北半球推奨ワクチン株と同じ(厚労省の意向がWHOの決定に関与している)である。

今年の厚生労働省選定のワクチン株は
A/California/7/2009 (X-179A)(H1N1)pdm09
A/Texas/50/2012(X-223)(H3N2)
B/Massachusetts/2/2012(BX-51B)

ホームドクターの弁に拠ると、インフルエンザワクチンの発症予防効果には限界がありワクチンを接種すれば大丈夫と過信せず、古典的な手洗い・嗽・人混みを避けると云った基本的なインフルエンザ対策に万全を期すことが重要だ・・・社会全体での大流行を遅らせる効果は期待できるので・・・との事。


おいおい・・・インフルエンザの予防接種を受ける事は社会貢献活動の一環なのか? 知人がギラン・バレー症候群を発症してインフルエンザ予防接種との因果関係を気にして居られたので、危うきに近寄らず(接種しない事のリスクが、接種した時のリスクを上回る際に接種する・・・と云う海外渡航時の推奨予防接種と同じ扱い)と考えれば接種不要と思っていた次第。


今シーズンの国内流行は今年選定されたワクチン株との反応性が低いAH3亜型と、B山形系統の局所的流行が報告されている。インフルエンザ予防接種は、流行の報を受けて駆け込み的に接種率が上がっていくモノらしいけど、この時点で既にスカっぽいと思うのは私だけ?


針痕周囲が少し赤くなり少しダケ腫れた程度の副反応で済んだけど・・・。


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