2013年12月9日月曜日

「やる気スイッチ」発見される!

前帯状皮質への電気刺激が困難を乗り越える意志を生み出す・・・のだそうだ。「困難を乗り越える意志」とは、当に「やる気」なのだろう。


前帯状皮質への電気刺激が困難を乗り越える意思を生み出す2013年12月8日 12時59分 (2013年12月9日 11時51分 更新)
eggy 曰く、スタンフォード大学の研究によれば、脳の前帯状皮質を弱い電流で刺激することで、困難を乗り越えるためのやる気を起すことができるのだそうだ(論文アブストラクト、 Business Insider Australiaの記事、 本家/.)。
被験者となったのは2名のてんかん患者。発作の原因を調べるため、2人の脳には既に電極が埋め込まれていたとのこと。2人の前帯状皮質に弱い電流を流したところ、心拍数が上昇して首または胸部に刺激を感じ、「試練の予感と、その試練を乗り越えるための強いやる気」を感じたとのこと。前帯状皮質は、エラー検出や予測、集中力、動機付け、情動反応などに関わるとされている。
研究チームが以前行った実験では、前帯状皮質を損傷したラットがあきらめやすくなるという結果が出ている。餌にたどり着くためには障害物を乗り越えなくてはならないのだが、前帯状皮質を損傷したラットは、損傷していないラットよりも簡単にあきらめてしまったのだそうだ。今回の研究により、今後、精神的または肉体的な苦痛に対する耐性が低い人に対して、前帯状皮質を刺激して治療することができるようになるとしている。


「やる気」が出ない時・・・は誰にでもあると思う。そんな時は、「やるべき事」を後回しにして思いっ切り遊んだり、「やる気」が湧いてくる別の事に打ち込んでみるのが良いらしい。私などは、そんな風に「やるべき事」を後回しにして思いっ切り遊んで、「やるべき事」では無い事に打ち込んだ結果が今の人生なのだから「やる気」に縁が無い人生もまんざら捨てたモノでも無いのカモ知れない。

しかし、往々にして「やる気」が出ないまま「やるべき事」をやらなければならないのが人生なのカモ知れない。そこで、何故「やる気」が出ないかの原因を考えてみたり、「やるべき事」をやらないと誰か(自分や家族や、自分を愛してくれる人)が困るとか考えて、自分自身を追い詰めてみても仕方が無い。私自身の経験だからハッキリ書くが、「やる気」が出るまで別の事をして時間待ちをしてみても「やるべき事」をする「やる気」はやっては来ないのである。私が、それに気が付いたのは30歳になったばかりの頃だった。もう少し早い内に気が付いていれば、もう少しはマシな人生だったのかも知れないが・・・

「やる気」なんかを待たずに「やるべき事」をやっている内に、「やる気」が出てくるなんて夢物語を語る気は無い。私の掴んだ真理とは、「やる気」なんかを待たずに「やるべき事」をやっている内に、「やるべき事」を私本人がやりたい様に改変していく事で、「やる気」が起きない「やるべき事」が、「やる気」が湧いてくる「やるべき事」に変わっている訳だ。勿論、初期状態の「やるべき事」と改変された「やるべき事」は全然別物だったりするのだが、その「やるべき事」に携わる人々の大部分が改変された「やるべき事」こそが本当は自分達が「やるべき事」だったと気が付けば良いので有る。

これは、難しい数学の問題を解く前に正解を別の答えに換えてしまうと云う一種の反則なのカモ知れないが、今までの人生でルールブックを示して反則だと宣言した審判に出遭った事が無い。そもそも「やる気」が出ない「やるべき事」こそが誤りで、本来の正しい「やるべき事」は「やる気」がデフォルトで存在する筈なのだ。

・・・と云うのは長〜い言い訳に過ぎない。

「やる気」とは「やるべき事」を全うする為に、「試練」として被るであろう未来の苦痛を予期した上で、「やるべき事」をやり遂げようとする内的な動機付けを意味する感覚らしい。「やる気」とは、一種の麻薬で感じるらしい全能感・万能感や、催眠暗示やマインドコントロール下で感じるらしい強制感・強迫感とは異なる感覚・・・勤勉な人間ならではの崇高な感覚なのカモ知れない。

どうも「やる気」に縁が無い生活を長らく過ごしすぎたので、私も強制的に前帯状皮質への刺激を貰いたいのだが・・・感染症の心配から脳に電極を刺す侵襲式よりも非侵襲な方法の方が良さそうだ。

ヘルメットに内蔵した超音波デバイスで脳を制御する技術・・・と云うモノがあるらしい。『経頭蓋パルス超音波』なら非侵襲に「やる気」が欲しいときだけ「やる気」スイッチをONにする事が出来る・・・のだろうか?


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