2014年2月3日月曜日

究極のヘッドマウントディスプレイ?

網膜に映像を直接投影して映画やゲームが楽しめるヘッドホン「Glyph」 - GIGAZINE:



網膜投影型ヘッドマウントディスプレイは難しいと聞いていた。何故なら、ヒトの目は止まっている物は見えないので不随意的な僅かな眼球運動(生理的眼振)で視野を揺らせ、止まっている物も見える様にしているのだが、網膜投影型ヘッドマウントディスプレイには意識的な眼球運動も介在してしまい視野安定に破綻を来すと考えられていた。

ヒトの眼球内は真球には程遠く個人個人で形も歪なのだが、これの補正は自分自身の視覚統合野で訓練を経て補正される事を期待しているのだろうか?そして、更に本文記事中には「いずれ360度の視野での」と書かれていて慣性センサーを組み込む事も検討されているのだろうか?これはヘッドマウントディスプレイ酔いを増幅しそうである。

非常にサイバーで恰好良いと思うけど・・・、やはりディスプレイ式の方が安心かなぁ?

この技術は、網膜剥離や 網膜色素変性症等で中心視野を失ってしまった方等への視覚回復への福音とはなり得ると思うが、娯楽の為にヒトの大脳の高次機能のソフトウエアを切り替えて使うのは問題ありなのカモ?

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