2014年2月5日水曜日

原発の代替?

世界初! マグマを直接利用する、地熱発電プロジェクト « WIRED.jp:


火の鳥2772 愛のコスモゾーン」の描いた22世紀の未来社会を支えるベース電源はマグマを直接利用していた。作中に描かれた様に、マグマ熱の直接利用が地球を弱らせるとは到底思えないが、その施設は原発並みに危険な施設に成る事は間違い無いだろう。

巨大な発電施設が、ノスタルジックな自然保護の対極に存在する事は疑う余地は無い。過去には、ベース電源として巨大なダムが次々と建設されていた。それが原発に置き換わっただけの事だ。原発が駄目なら、巨大ダムに拠る水力発電に回帰すべきなのだろう。

先進国の近視眼的な原発不要論者は、原発の危険性から、自分達の節電で未来を変えられると思っているらしいが、今後1世紀以上に亘って増え続け今世紀末には110億人を越えるだろう地球人類を支え続けるには、更なる人口扶養力増大を担う為に廉価なエネルギーが莫大に必要なのだ。

今日の71億人だって、全地球上の人々が先進国の人々が享受している潤沢なエネルギー供給に拠る文化的な生活を営む為には、今日産生している約20倍のエネルギー供給が必要だとされている。

自然エネルギーだと云われる潮力発電だろうが地熱発電だろうが水力発電だろうが・・・、高度に効率化され巨大なエネルギーを産生する施設は、原発並に危険であると思う外ないだろう。

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