2015年6月6日土曜日

高齢者移住促進と云えば・・・

高齢者:医療・介護に余力のある41地域 日本創成会議まとめ - 毎日新聞:



東京圏・中京圏・関西圏と云った大都市では医療・介護の受入能力が低く、今後の更なる高齢化で「患者のたらい回し」や「入院・介護施設の奪い合い」が起きる可能性が高いと日本創世会議が警鐘を鳴らしている。そして、他の地域から高齢者の移住を受け容れる余力のあるとする地方41地域をまとめている。



私自身も移住先・企業の移転先・首都機能分散の候補地として地元岡山県の吉備高原都市を推してきた。日本国内で、地震や火山噴火、風水害や津波と云った自然災害の心配が最も少ない地域であると思っているからだ。



別ブログ過去記事「M7クラスの首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生? 」2012-01-23 21:54:10 」にも書いたが



地盤が強固な内陸部で標高が高く、或る程度のインフラ整備がなされている・・・人の居ない田舎だ。標高は200~500mで、中新世(1600万年前)の海侵期に於いても海没しなかった。風水害や、それに起因する土砂災害も少ない。周囲には流量の多い三大河川があり水不足の心配も要らない。吉備高原には活断層は無く、最も近い活断層は山崎断層(岡山県東部から兵庫県南東部)は巨大だが、最も新しい活動記録は868年(貞観10年)の播磨地震とされ活動間隔は3000年、M7以上の30年以内の地震発生確率は1%だ(平成15年報告)。もし、M7クラスの地震が発生した場合の吉備高原都市の想定震度は震度5(尚、周辺で最も発生確率が高い南海地震の場合の想定震度も震度5)であり、今日の防災建築物なら充分に耐えうる筈だ。何よりも過疎地域の巨大で緩やかな丘陵地なので建物の高層化の必要が無い事から長周期地震への備えも不要だろう。歴史的にも、地質年代的にも大災害とは無縁の土地で、日照時間も長く気候も温暖だ。高速道路も岡山自動車道から近く、国際線発着もある岡山空港へのアクセスも良い。


今回の日本創世会議がまとめた高齢者受け入れ可能41地域にも、勿論入っている。
▽岡山(岡山)=岡山市、玉野市、備前市、瀬戸内市、赤磐市、和気町、吉備中央町


この日本創世会議答申の前から、大都市圏から移住する田舎暮らし先としての岡山県の順位は高い。東日本大震災翌年の2012年には自然災害の少なさが好感されて順位がアップした。地上波民放5系列が全部放送されていて、地震等の自然災害が少なく、医療・介護に余力がある岡山県は、老後の田舎暮らしには吉備高原都市がお薦めである。





0 件のコメント:

コメントを投稿