2013年3月5日火曜日

パンスターズ彗星




YouTubeを御覧になれば判るとおり現在は南半球からだけパンスターズ彗星が見えているのだが、遂に3月9日夕方から北半球からもパンスターズ彗星が見えるようになる。日没の少し後の太陽が沈んだ方向に見える筈だ。9日夕方・10日夕方と太陽の方向に近づいていく為に太陽の光にかき消されて見えなくなるが3月13日には再び見える様になり3月末頃まで見えるらしい。

当初はマイナス1等星かゼロ等星クラスの明るさになると予想されたが太陽再接近時でも2等星クラスにしかならないらしい。夜明け前や日没後の薄明の時間帯でもあり、彗星はボンヤリと全体が光るので等級クラスより暗く感じてしまうだろう。日没後なら西の空から北西の地平線まで開けた人工光の無い場所か、3月末からの日の出前なら北東の地平線まで開けた人工光の無い場所を探しておかれると良いカモ知れない。


ナンと今年は11月〜12月にも肉眼で観測できる彗星がやってくる。こちらはマイナス10等級(半月級)であり(丁度、日本から観測できない太陽最接近の頃にはマイナス12.7等級の満月をも超えるかも知れない明るさとなり)観測史上最も明るい彗星になるカモ知れないそうだ。愉しみだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿