2013年5月25日土曜日

愛犬の抜糸

退院後、直ぐの画像である。




















































小さな胴体の半分位をザックリ開かれていて早まった退院では体力も回復して居らず辛そうだった愛犬だが、ここ最近は元気一杯である。愛犬自身は動物病院で繰り広げられた阿鼻叫喚の地獄絵図は夢か幻だと思っているのカモ知れないが・・・いよいよ抜糸の日がやってきた。

妻の車で動物病院に着くと、既に異変を察知してブルブルと震えている。診察室に通されると、ここで飼い主とは一旦お別れなのだが、(前回は、ここで若い女性の動物看護士に抱かれて、飼い主なんかに目もくれなかった癖に、滅多に鳴かない筈の愛犬だが)置き去りにしないでと精一杯悲しそうな声を出していた。


思いの外、時間が掛かっている。防音が行き届いているので彼の悲鳴は聞こえないが、痛みの伴う抜糸との闘いは続いているのだろう。待つ事1時間、抜糸を終えた彼と再会を果たした。何を言いたいのか判らないが、兎に角、ヒドイ目に遭ったと訴えているのは判る。まぁまぁと宥めて待合室に戻るが一刻も早く外に出たいらしい。会計を妻に任せて、愛犬を抱いて外に出た。外で待っていると、彼の目に涙が一杯溜まってきている。(犬が涙を流すのは感情の発露ではなく単なる生理現象であり、過度な緊張が生理現象を誘発しているダケなのだろうが・・・)

自宅に戻ると・・・一変して大人しい聞き分けの良い犬になっていた。が、子犬返りしたのか、事ある毎に甘えてくる。(この現象を、人間の先入観で理由付けをしているのカモ知れないが・・・彼は彼なりに理不尽なツライ目に遭い「こんなツライ目に遭っても平気な程、強い犬では無いんです。ホンの子犬なんですよ」と全身で表現しているのカモ知れない。

甘やかすのは良くないカモ知れないが、今日はリビングで添い寝してやろうか・・・と思えてしまう。

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