2013年5月14日火曜日

仮退院

病院では全く餌を食べないと云う事で退院を2日早めて仮退院する事になった。自宅で餌を食べるのなら、このまま退院しても良いとの事。但し、点滴用の静脈ルートを確保したままだから、何れにしろ明日の朝は動物病院へ診察に行き、自宅で餌を食べたなら点滴用のルートを外してもらって本退院となり、餌を食べなければ再び入院して当分は点滴栄養で過ごす事になるのだそうだ。

そう云った説明を聞いていると愛犬が動物看護士さんに抱かれて入室してきた。我々の顔を見てポロポロ涙を零してグヌグヌと声にならぬ言葉で何かを訴えている。傷口を見せられたが、膀胱周囲のみならず肝ガンを疑われた性で肝臓周辺まで大きく切開の後が残っているが、傷口の様子は良好の様だ。去勢の痕も直線で一本切開の痕が残っている。恐る恐る傷口周囲を触ってみるが痛みはない様だ。

支払いを済ませて外に出ると彼はクニュクニュと鳴いていた。二度と来るもんか!と云っている様に思えたが、明日朝も診察されにやってくる事は彼は知らないのだろう。良いニュースとしては、生研(細胞診)の結果、肝臓の影は先天性の形成不全だったそうでガンではないのだそうだ。膀胱結石の除去術と去勢術を2日入院で17万円弱だった。

自宅に帰りホッと一息つくとエリザベスカラーを外せと訴えてきた。彼も演技派であり、これが付いているとこんな風に彼方此方にエリザベスカラーがぶつかって歩きにくくてしょうがない犬を一生懸命演じていたが外す訳にはいかないらしい。だが・・・食事の際にはコッソリ外してやった。案の定、不味そうな療養食のパウチをガツガツ食べて一缶平らげてしまった。

どうやら、明日の診察の序でに、この療養食パウチを抜糸の日の分まで買い込んでおけば良いのだろう。愛犬はエリザベスカラーをぶつけながら久しぶりの我が家の点検に余念がない様子である。

明日は朝8時半診察の予定。

0 件のコメント:

コメントを投稿