備えあれば憂いなし・・・のモットーの下、我が家は新型インフルエンザ対策にタミフル・リレンザの備蓄をしているのだが、H7N9鳥インフルエンザ・ウイルスに対し総ての年代の日本人に免疫がないことが東京大と国立感染症研究所などの研究で判明し、更に動物実験のレベルでだがタミフルやリレンザ、イナビルと云った従来型抗ウイルス薬は効きにくいと判明した。但し、治験中のT-705(
富山化学)だけは効果があったらしい。
T-705は、従来の抗ウイルス薬である
ノイラミニダーゼ阻害薬と異なりRNAポリメレースの阻害薬(C型肝炎用の抗ウイルス薬の作用機序で、インフルエンザ・ウイルスのRNAの転写や合成を阻害)で耐性が生じにくい(筈)。
用心の為に、T-705を備蓄していたい気分だが治験中の新薬は「おいそれ」とは入手できないだろう。2009年の豚インフルエンザの流行に備えて接種した「23価肺炎球菌多糖体ワクチン」の効果5年の範囲内だから・・・従来型の予防で乗り切るしかないのだろう。
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