2014年1月20日月曜日

日本核武装化のお知らせ?

Chosun Online | 朝鮮日報:

上記ホットテキストは朝鮮日報日本語版Web該当記事へジャンプする。




同記事に拠ると、中国軍の機関誌『解放軍報』が「米国に匹敵する水準の核兵器生産能力を持つ日本」が「核武装化する兆しが明確になった」と報じている。北京のある消息筋は「中国の通常戦力が日本を圧倒できない状況で、日本が核兵器まで保有した場合、中国はアジア覇権戦略を修正すべきかもしれない」と語った。米国が対中けん制のため日本
の核武装すら見逃すという可能性を恐れている・・・と云う中国国内向け危機喚起である。




とかく日本を過小評価する事で喜びを見出す記事が大衆受けするのだろう中国なのだが、逆に中国軍機関誌では日本を過大評価する事で危機感を煽り中国軍の軍備拡充への布石となす合意形成を目しているのだと思う。図々しくも対日圧力に屈しない安倍政権が靖国公式参拝を行った事で更なる対日カードを切る為の合意形成なのだとも思える。




米国・ロシア双方は僅かずつながら核軍縮を進めているが、中国軍は核兵器保有国の中で唯一核能力を増強増大し続けている。昨年末には、中国本土から直接北米大陸を標的と出来るICBM(大陸間弾道弾)の最新鋭モデル東風41(DF41)と潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)である巨浪2(JL2)の試射を成功させている。米ロが冷戦解消以来は積極的な技術開発を行わず20世紀の技術水準で造られた核ミサイルを保持しているのに比べて、21世紀のテクノロジーで開発され米国のBMD構想(ICBM迎撃網構想)の裏をかきかねない10弾頭の弾道ミサイルとなっている。月面着陸を成功させた中国の管制技術は紛い物では有り得ず、恐らく地球上で最強の弾道ミサイルとして仕上がっているのカモ知れない。
冷戦構造の解消から、中国軍が更なる核軍備増強増大を行う大義名分としての敵国を欲する余り、反日ドラマで中国大衆も大嫌いな生意気な小日本を核軍備の仮想敵国に仕上げて(本当は、米ロと覇権を競う政治材料としての)核軍備能力の向上を継続したいと云う思惑をカモフラージュしているツモリなのだろう。


日中間の距離なら高々と打ち上げて早期警戒網で発見される弾道ミサイルではなく海面すれすれを飛翔し直前まで探知出来ないとされる巡航ミサイルが、既に日本の重要戦術拠点へのターゲッティングは終えていていると思われる。日本も莫大な費用を投じて整備されたミサイル防衛網が存在し、練度の面からも世界最高のミサイル防衛能力を誇っていると思われるが、中国の物量の前に如何せん撃てる弾数が足りないだろう。巡航ミサイルでの総攻撃を加えられれば、日本は首都防衛に辛うじて成功するカモ知れない程度の惨敗に終わるだろう。

ここ20年内に実際に日本へ核攻撃を加える気は無いだろうが、政治カードとして日本政府への圧力を加える目的では十分に機能してきただろう。中国の「火器管制レーダー照射」で中国政府の窺い知れぬ突発的事項として軍人の暴走が起き得る危険性を演出して見せたが、日本政府が従順に従わなければ中距離巡航ミサイルの誤射で小日本人の考え違いに気が付かせる奥の手もあるだろう。

中国元少将「開戦すれば、日本はミサイルで火の海」「余裕で勝てる」


小日本を相手に辛酸を嘗めさせられた歴史的屈辱を、中国という国は50年100年のスパンでジッと耐え小日本を屈服させる時を待っている。イデオロギーの終焉に因って、資本主義自由主義陣営と共産主義社会主義陣営との対立構造が消えた訳では無いのだ。もはや、イデオロギーや民族問題や宗教問題による対立なんかではなく一党独裁国家である中華人民共和国政府である中国共産党とそれ以外との対立構造なのである。

中国人民の・・・とか、中国民族の・・・とかの利益よりも中国共産党の利益発展永続的継続こそが中華人民共和国を動かす最大の行動原理なのだ。諸行無常の理の通り、中国共産党と云えど永続的継続を果たせる筈が無い。我が国がしでかした歴史的大罪を謙虚に反省し不戦の誓いを新たにしつつ、我が国の大罪を今更償わそうと我が国の主権を侵害し我が国の利益を損なおうと画策する中国共産党にはハッキリと否と叫び、我々の信じる世界平和の為に、中国人民を中国共産党一党独裁の軛から解放すべく他の極東アジアの国々のみならず全世界の国々と危機感を共有し連係協力していくべきだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿