2018年11月10日土曜日

ボヘミアン・ラプソディーを観た

封切日の金曜日には時間が取れなかったので、翌日の土曜日に夫婦で行ってみた。
(以前はレイトショーまで待っていたが、夫婦50割引のお陰で陽の高い内に映画を観る事が出来て幸せだ)



夫婦共に高校時代にクィーンのレコードアルバムを買っていた。当時はキッス、エアロスミス、クィーンと人気を分けていたが、我々はどちらかと云えばクィーン派だった様だ。中学の頃のベイ・シティー・ローラーズから、高校生になって少し背伸びをしたい頃だった。その後もCDを何枚かも買っていて、今でもマイMacのiTunesにはCDからインポートしたクィーンのアルバムが入っていて、勿論iPhoneにも入れている。

伝説のロックバンドの伝記映画・・・だとすると、最低の出来だと思う。

クィーンの存命メンバーが参画し存命メンバーがフレディ・マーキュリー亡き後を中心に描きたいと希望した為に映画製作は紆余曲折変遷を繰り返し空中分解した経緯があるそうだ。(フレディ・マーキュリー追悼コンサート/ウェンブリー・スタジアム/1992までを製作したがった?)

伝説のロックスターであるフレディ・マーキュリーへの描写も控えめで、最低限の伝記的要素を羅列したに過ぎない陳腐な出来だ。だから、伝説のロックスターであるフレディ・マーキュリーの伝記映画としての専門家の評価は低い。そして、この評価は間違ってはいないと思う。

だが、この映画は超オススメだ。でも是非、音響環境の良い映画館で御覧頂きたい

クィーンの楽曲を聞いた事が無い人は、凡そ日本には存在しない筈だ。TVCMでも多く使われていて作中で流れる曲の大部分を御存知だと思う。超早回しの最低限レベルの伝記映画の後、ラスト21分の圧巻のライブエイドシーンには、何故か涙が流れてしまった。


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