2014年6月6日金曜日

岡山県百名山

死者はあなたを見守っている ― 実地調査でわかった、愛する者の死と、残された者のその後(1/3)|TOCANA:




日本は、こうしたスピリチュアルな事に寛容な国なので、冒初ホットテキストのTOCANAの記事の様な話は、自然な事として語られる事が多い様だ。だが、それが自分自身に起きると、自分自身の統失を疑うのが正常な反応なのだろう。

私の場合は、生前は特に懇意とは言い難い故人が夢に出てきて頼み事をされると云うモノだ。幸いなのが現実世界への侵出ではなく夢の中に登場する程度で、更に私本人が見ている夢の本編に恰もコマーシャルが挟まるが如くに故人が登場する特別シーンが挿入されると云う代物だ。最初の内はビックリして飛び起きたりしていたが、最近は手慣れたモノでCM明けには本編の夢の続きが始まるので起きないで寝ていられる次第。

希薄な気配だけでも、これが現実世界に侵出する様に成れば迷わず病院に行った方が良いのだろうと思うのだが、故人逝去の報を聞いて「ヤッパリ」と口走った御無礼からも判る通り、その日以来夢で同じ頼み事をされている。

その頼みと云うのが奇々怪々で、故人が夢に唐突に現れて、私に『岡山県百名山』の本を手渡して「都合で登れなくなったので、残っている山を登ってみてはくれないか?」と呼び掛けられるモノ。「岡山県百名山」と云う言葉すら知らなかったし、ナニよりも、どの山を登って、どの山に登っていないかを知る由も無い私には頼みを引き受ける事は出来ない。それに、故人が十数年掛けて登破出来なかった事が、私に達成出来るとは思えないし、私自身は趣味としての登山の経験も無い。

覚醒夢が見られる程度には夢の世界では自由が効くツモリの私だが、故人が登場するコマーシャル部分のカットは出来ないし、何時コマーシャルが挿入されるかも予測不能である。恐らく、この2年内で・・・14〜5回は見ている短編の夢である。

この事は私も気になっていて故人の法事の際に御遺族に聞いてみたのだが、御遺族の口からは故人が登山を趣味にされていたと云う証言は得られていないので、完全に私の妄想の産物なのカモ知れない。これが頻繁に続く様なら病院の門を叩くべきだろう。

今朝の夢では、承諾はしなかったモノの差し出された本を確かに手に取った筈なのだが、枕元に「岡山県百名山」の本が置かれてはいなかった。只、この本は既に絶版になっている風なのでAmazonに古本が在る内に買っておかないと永遠に手に入らなくなるカモ知れない。



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