2013年5月31日金曜日

ジハイドロジェン・モノオキサイド

一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)が、地元の水道水の中に大量に混入しているとラジオ番組でエイプリルフールのネタにした米国のDJが無期限謹慎処分を受けたのだそうだ。

だが、一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)は誇張ではなく危険な物質である。一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)に完全に浸されると呼吸が妨げられ人は死に至る。我が国でも毎年多くの人が亡くなっていて、夏の最高気温にも左右されるが、毎年400名を越える方々が一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)に依って命を落としているのだ。

そして、それを大量に摂取すれば人体に有害であり細胞外液の浸透圧が異常に下がり、低ナトリウム血症によって悪心、頭痛、間代性痙攣、意識障害等の症状を引き起こす事が既に知られている。一説には体重65Kgの男性では10〜30lの一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)が致死量だと云われている。

延べ人数で22名の死亡者を出したこんにゃくゼリーをライフワークとして目の敵にしていた仙谷由人氏だったが、こんな危ない化学物質が規制もされずに野放しとされている事は気に成らなかったのだろうか?

だが、たった10〜30lで人の命を奪う一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)だが、これを全く摂取しないと著しく不都合らしい。一般論で恐縮だが、成人男性は3L/日、成人女性は2.2L/日の一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)摂取が推奨されているらしい。(但し、食品からの代謝として人体内で生成される量も含まれるので額面通りの量の一酸化二水素を飲むのは死ぬ程ツライかも?)

摂取しても、摂取しなくても、浸かって快適に体を冷やしても、浸かりすぎて窒息しても、ヒトは一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)とは無縁ではいられないらしい。今年は歴史的な暑い夏になるらしい一酸化二水素(ジハイドロジェン・モノオキサイド)の過不足で被害に遭わないように互いに気を付けたいモノである。






2013年5月30日木曜日

行方不明者・・・

米オハイオ州クリーブランドで女性3人を約10年間にわたり監禁していたと云う事件があった。日本でも過去何例かの同種の犯罪が明るみに出ている。

平成2 2年中における行方不明者の状況 (警察庁生活安全局生活安全企画課)

理由の如何を問わず日本では年間10万人弱(8〜9万人)の行方不明者が発生し、毎年97〜98%位の方々が発見されている。生きて発見される方も、不幸にして、亡くなって発見される方も居られる。更に又、身元不明遺体として発見される方々が年間1500人、つまり、それらを差し引いて毎年1000人を越える人々が真の意味での行方不明として失踪している事になる。勿論、それら1000人を超える失踪者の方々の内、恐らく大多数の方々は自らの意志で日常からの失踪を決め、それまでの人生を封印し、何者でも無い新たな人間として社会で生活を続けているのだろうと私は思っている。

だが、この中には僅かでも、誰かに監禁され家畜の様に飼われている失踪者も居られるのでは無いかとフト思っうのだ。何故なら、例えば・・・自らの意志で自らではない人として社会で生きると云う選択をする筈のない9歳未満の子供達が、自らの意志で発見されずに失踪し続ける事は非常に難しいと思うからだ。

古来から神隠しと云われ、多くの場合は不明者は神域に消えたと考えられていた。だが・・・、どこかに閉じ込められ助けが来るのを待ち続けている行方不明者の方も少なからず居られるのでは無いだろうか?



2013年5月27日月曜日

尖閣諸島問題のスタート地点はドコか?

中国首相、ポツダムで演説 尖閣念頭「日本が盗み取った」 - MSN産経ニュース:

2013.5.27 08:32 中国

 ドイツを訪問中の中国の李克強首相は26日、ベルリン郊外のポツダムで演説し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を念頭に「日本が盗み取った」と主張し、「世界平和を愛する人々は、第二次大戦の勝利の成果を破壊したり否定したりしてはいけない」と述べた。国営新華社通信が伝えた。
 李氏は、日本が受諾したポツダム宣言について「日本が盗み取った中国東北地方や台湾などの島嶼(とうしょ)を中国に返還すると規定したカイロ宣言の条件を必ず実施すると指摘している。これは数千万人の生命と引き換えにした勝利の成果だ」と強調した。
 李氏は「ファシストによる侵略の歴史の否定や美化の言動は、中国人が承諾できないだけでなく、世界各国の平和を愛する正義の勢力も受け入れられない」と述べた。

 昨年9月の尖閣国有化について、当時、副首相だった李氏は「主権への深刻な侵害だ」と非難していた。(共同)

                     ----引用ココまで----

さて・・・、別ブログの過去記事でも扱った尖閣諸島絡みの記事は以下の通り・・・


尖閣諸島について(日本国外務省の公式見解)

これらの中で私は、以前からの日本政府の公式見解を鵜呑みにして中国の主張は論拠も無いと一笑に付してきた。だが、ココに来て初めて?中国政府は言い掛かりではない反論を始めた・・・と思う。(いや、実は、以前から中国なりの正論を主張していたのカモ知れないが、日本のマスコミは中国の戯れ言として、論理的な主張を行っているとは報道しなかった?)敗戦国である我が国は、この際、ポツダム宣言受諾以前の我が国領有権の正当さ等を主張しても無関係である。

米・英・中の三国の首脳が会し連合国としての対日方針などが議論されたカイロ会議の合意を記したカイロ宣言には署名が無く国際法上の有効な「宣言」と云えるかは議論の分かれる処だが、我が国が受諾したポツダム宣言には、そのカイロ宣言の条項は履行すると書かれている。

8条 カイロ宣言ノ条項ハ履行セラルヘク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ

この条文に於ける「吾等」とは「合衆国大統領」「英国総理大臣」及び「中華民国政府主席」である。

カイロ宣言には、「第一次世界大戦により占領した太平洋の全島奪還、及び日本が中国領土から奪った領土を中華民国へ返還」と書かれている。署名が無いカイロ宣言だが議事録はキチンと米国公文書館に保管されていて、そのカイロ議事録の323~324頁に、合衆国大統領ルーズベルトは、中華民国政府主席蒋介石に対して「琉球諸島全部を中華民国に渡したい」と申し入れるが、蒋介石は拒否したので、沖縄県の帰属は日本へ残すことになったと書かれている。

因みに、我が国の政府の主張は、ポツダム宣言受諾後の我が国の実際の領土を確定した1951年のサンフランシスコ平和条約 (日本国との平和条約)に於いて、戦後日本の領土が確定した折に中国・台湾は異議を唱えずとして最初の根拠に挙げている。
このサンフランシスコ講和条約 (日本国との平和条約)には、中華民国も中華人民共和国も招かれていない(ソ連、ポーランド、チェコスロバキアの共産圏3国は講和会議に参加したものの、同じ共産主義国の中華人民共和国の不参加を理由に会議の無効を訴え署名せず)。又、韓国は「韓国は日本と戦争状態にあったことはなく、連合国共同宣言にも署名していない」ことを理由に、韓国は講和条約署名国となれないと米英が決めた。こうして、日本に最も近い二カ国は日本の領土確定に異議を唱える事が出来なかった。

余談だが、ラスク書簡に於いて米国政府は公式見解として「竹島は韓国の領土として扱われたことは無く、1905年以降日本領である」とされサンフランシスコ講和条約から竹島が外されたのだが、このサンフランシスコ講和条約が発効する直前の1952年1月18日、韓国政府は突如としてマッカーサー・ラインに代わる李承晩ラインの宣言を行い、島根県の竹島に韓国軍が武力上陸した。一方的な宣言である李承晩ラインに対し日米両政府は非難した。その後、険悪になった日韓両国は竹島問題を有耶無耶にしたまま1965年(昭和40年)の日韓基本条約の締結に於いて国交正常化したが、竹島問題は現在も日韓での外交問題となっている。


そして、2012年11月14日に中国、韓国、ロシアによる「東アジアにおける安全保障と協力」会議が開かれた。席上、中国外交部直属の中国国際問題研究所副所長郭憲綱は「日本の領土は北海道、本州、四国、九州4島に限られており、北方領土、竹島、尖閣諸島にくわえて沖縄も放棄すべきだ」と公式に演説した。そのためには中国、ロシア、韓国による反日統一共同戦線を組んで米国の協力を得たうえで、サンフランシスコ講和条約に代わって日本の領土を縮小する新たな講和条約を制定しなければいけない、と提案している。


尖閣諸島問題のスタート地点は、ポツダム宣言受諾なのか、サンフランシスコ講和条約締結なのか?まさか、中国共産党指導部の仕切り直し案に賛同する国は大韓民国だけだと思うケド・・・。

もしポツダム宣言受諾をスタート地点に据えれば、「合衆国大統領」「英国総理大臣」及び「中華民国政府主席」が主語になるのだが「中華民国政府主席」なる者を中華人民共和国首脳が置き換わる事は肯けない。国際法上の慣習から見ても、サンフランシスコ講和条約をスタート地点とするべきだろうし、日中共同声明日中平和友好条約(日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約)で異議が唱えられず、条文では主権・領土の相互尊重、相互不可侵、相互内政不干渉が記されている。

何れにしろ、過去に交わした条約よりも最近交わした条約の方が優先されると云うのが、
慣習国際法(国際法の法源)である。少なくとも日中の二国間では、この問題を解決させる事は出来ないだろう。このまま不安定な状況下で我が国は突っ張り続けるか、国際司法裁判所に共同提訴するか、の二者択一しか無い筈だ。上記の中共の主張に因れば「日本の領土は北海道、本州、四国、九州4島に限られて」しまうので尖閣諸島だけの割譲では根本的解決には至らない。

やはり、これはギクシャクしながら戦略的互恵関係で正常化を進めるしか無いと云う結論になってしまう。




こう云う難しい問題は偉人の弁に学ぶのが良いのカモ知れない。

シャルル・ド・ゴール 「国家に真の友人はいない」

ニッコロ・マキャべリ「隣国を援助する国は滅びる」 

ウィンストン・チャーチル「我が国以外は全て仮想敵国である」

2013年5月26日日曜日

憲法改正論議

安倍政権を評価している私だが、憲法96条改正論議には少々肯けない処がある。

日本国憲法
第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。


憲法擁護の義務を負っているのは「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員」であり、我々国民では無いのだ。「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員」は憲法全体を尊重し擁護する義務を負っていて、例外的に第96条は尊重し擁護する義務を免れている訳ではないのだろう。

今回の憲法改正への安倍政権の動きが、民意の反映に依るモノならナンの問題もないのだろう。そうして・・・

第九十六条 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。

安倍政権が目指しているのは、「衆院参院の三分の二以上の賛成」を「衆院参院の過半数の賛成」に引き下げ、国民投票に至る道筋を開かれやすくする事だ。今まで我が国で憲法改正が行われてこなかったが、先の民主党政権のやり口を見ていると「衆院参院の過半数の賛成」の発議で憲法改正への道筋が開くとすれば・・・政権交代の度に憲法改正が行われそうな危険性を孕んでいるのカモ知れない。

私自身は制定から66年も経った日本国憲法を現在の日本を取り巻く環境に合わせた形にアップデートする必要性は充分に感じている。憲法は、憲法を尊重し擁護する義務を負う「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員」を動かす基本命令であるから、それこそ国民の総意としての基本命令を整備する時間と手間を充分に確保し、国民が自由に議論に参加する形で国民主体の憲法改正案を形とすべく憲法審査会乃至は、それに代わる機関が機能して国民主体の改正原案を整備すべきだろう・・・と思う。

そう云った意味合いに於いて、憲法改正は喫緊の課題だが急ぐべきではないと思うのだ。

2013年5月25日土曜日

愛犬の抜糸

退院後、直ぐの画像である。




















































小さな胴体の半分位をザックリ開かれていて早まった退院では体力も回復して居らず辛そうだった愛犬だが、ここ最近は元気一杯である。愛犬自身は動物病院で繰り広げられた阿鼻叫喚の地獄絵図は夢か幻だと思っているのカモ知れないが・・・いよいよ抜糸の日がやってきた。

妻の車で動物病院に着くと、既に異変を察知してブルブルと震えている。診察室に通されると、ここで飼い主とは一旦お別れなのだが、(前回は、ここで若い女性の動物看護士に抱かれて、飼い主なんかに目もくれなかった癖に、滅多に鳴かない筈の愛犬だが)置き去りにしないでと精一杯悲しそうな声を出していた。


思いの外、時間が掛かっている。防音が行き届いているので彼の悲鳴は聞こえないが、痛みの伴う抜糸との闘いは続いているのだろう。待つ事1時間、抜糸を終えた彼と再会を果たした。何を言いたいのか判らないが、兎に角、ヒドイ目に遭ったと訴えているのは判る。まぁまぁと宥めて待合室に戻るが一刻も早く外に出たいらしい。会計を妻に任せて、愛犬を抱いて外に出た。外で待っていると、彼の目に涙が一杯溜まってきている。(犬が涙を流すのは感情の発露ではなく単なる生理現象であり、過度な緊張が生理現象を誘発しているダケなのだろうが・・・)

自宅に戻ると・・・一変して大人しい聞き分けの良い犬になっていた。が、子犬返りしたのか、事ある毎に甘えてくる。(この現象を、人間の先入観で理由付けをしているのカモ知れないが・・・彼は彼なりに理不尽なツライ目に遭い「こんなツライ目に遭っても平気な程、強い犬では無いんです。ホンの子犬なんですよ」と全身で表現しているのカモ知れない。

甘やかすのは良くないカモ知れないが、今日はリビングで添い寝してやろうか・・・と思えてしまう。

2013年5月24日金曜日

Flickrがリニューアル

Flickr 私のフォトストリーム


スマホを使い始めた頃からFlickrを使い始めた。クラウドのフォトストレージの先駆け的存在で、私はコレで外食の画像を撮り溜めようと決心したのだが、無料版の悲しさで早晩容量が一杯になってしまった。そのまま放置プレーしていて、スマホのアプリも外していたのだが、そのFlickrが無料アカウントで1TBまでのストレージ容量が提供されるようになりユーザーインターフェースも一新した。米国Yahooの本気度が伝わってきそうである。1TBと云えば、外食の画像なら約5万枚分となり我が家の財政状況では一生涯の内に使い切る事は出来ない。外食に限らず、今後の食事を全部記録していったとしても一日一食しか食べない私では1万5千食も食べられれば御の字だろう。

で、スマホ(Android)の公式アプリをインストールしようとすると、「このアイテムはお使いの端末が登録されている国ではインストールできません。」と云う事でインストール出来ない。どうしても使いたかった"Google Play Music"はPro串鯖を使って使用開始に漕ぎ着けたのだが・・・当面Flickrは社外アプリで使う事にしよう。


2013年5月15日水曜日

朝の検診

昨夜はガツガツと食事を食べたので点滴ルートを外してもらう為に動物病院へ。

抗生物質も痛み止めも飲まないと告げると持効性(2週間位効果が持続する)抗生物質を注射して貰う事に。これと併せて痛み止めと、今朝の採血で3本注射針を刺されてガウガウ怒っていた。元気が戻ってきたようだ。

次の通院は明日の夕方か夜との事。今日の御支払は1万円と少し。

これから慌てて出勤する。

2013年5月14日火曜日

仮退院

病院では全く餌を食べないと云う事で退院を2日早めて仮退院する事になった。自宅で餌を食べるのなら、このまま退院しても良いとの事。但し、点滴用の静脈ルートを確保したままだから、何れにしろ明日の朝は動物病院へ診察に行き、自宅で餌を食べたなら点滴用のルートを外してもらって本退院となり、餌を食べなければ再び入院して当分は点滴栄養で過ごす事になるのだそうだ。

そう云った説明を聞いていると愛犬が動物看護士さんに抱かれて入室してきた。我々の顔を見てポロポロ涙を零してグヌグヌと声にならぬ言葉で何かを訴えている。傷口を見せられたが、膀胱周囲のみならず肝ガンを疑われた性で肝臓周辺まで大きく切開の後が残っているが、傷口の様子は良好の様だ。去勢の痕も直線で一本切開の痕が残っている。恐る恐る傷口周囲を触ってみるが痛みはない様だ。

支払いを済ませて外に出ると彼はクニュクニュと鳴いていた。二度と来るもんか!と云っている様に思えたが、明日朝も診察されにやってくる事は彼は知らないのだろう。良いニュースとしては、生研(細胞診)の結果、肝臓の影は先天性の形成不全だったそうでガンではないのだそうだ。膀胱結石の除去術と去勢術を2日入院で17万円弱だった。

自宅に帰りホッと一息つくとエリザベスカラーを外せと訴えてきた。彼も演技派であり、これが付いているとこんな風に彼方此方にエリザベスカラーがぶつかって歩きにくくてしょうがない犬を一生懸命演じていたが外す訳にはいかないらしい。だが・・・食事の際にはコッソリ外してやった。案の定、不味そうな療養食のパウチをガツガツ食べて一缶平らげてしまった。

どうやら、明日の診察の序でに、この療養食パウチを抜糸の日の分まで買い込んでおけば良いのだろう。愛犬はエリザベスカラーをぶつけながら久しぶりの我が家の点検に余念がない様子である。

明日は朝8時半診察の予定。

今朝の容体

昨夜のムンテラ時に、容体が安定していれば明日退院させましょうと云われていて、朝8時半に電話を入れる様に云われていた。ので、架電。

ナンでも、未だ血尿は続いているが体温は平熱で容体は安定している、サークルに敷いたトイレマットの上ではオシッコをしないので外に連れ出してトイレをさせている、環境が変わった性か病院のご飯は一切食べない・・・そうなので今夜には退院させましょうと云う事に成った。我が愛犬の頑固さにはほとほと痛み入る。今夜も仕事を早めに切り上げて早帰りするしか無いだろう。

彼に会ったら・・・2日分の恨み言をタ〜ップリ聞かされそうな気がする。連れ帰ったら(昨夜、動物病院向かいのコープで買った・・・半額処分の)岡山牛シャトーブリアンを薄〜くスライスした退院祝いの御馳走で口を塞ごう。

2013年5月13日月曜日

愛犬のお見舞いに・・・

愛犬のお見舞いに行ってきた。

愛犬との涙の再会と阿鼻叫喚の別れを恐れていたのだが・・・

動物病院でも「インフォームド・コンセント」が重要なのだろう。ムンテラ室ではX線画像と超音波画像を駆使して来院時、処置後、手術前、手術後の診断画像を表示し丁寧に説明を加えて下さり、その間も上のモニターでは手術後にも関わらず健気に元気を装う愛犬の動画が映っていた。

やはり、手術後の愛犬にダイレクトに会うと困った事態になるのだそうで、暗がりに置かれたゲージを、家族は一方的にモニター画像(赤外線暗視画像?)でコッソリお見舞いするのだそうだ。(困った事態になっても、どうしても直接会いたいと希望される御家族も居られて、その際は予想通りの結果になるそうだ)

摘出した結石は合計21個、腎臓にも微細な石灰化が見つかったので、恐らくシュウ酸カルシウムの結石である可能性が高いとの事。明日には摘出した結石を検査機関に送って成分分析をするのだそうだ。その他に、肝臓に僅かな陰があるとの事で、生研を行っても良いかと尋ねられたので、別料金の肝臓組織生研病理診断に家族が同意したので全身麻酔中に採取した肝細胞も検査機関に送られるとの事。その他、心配した気管狭窄は何ら問題とはならず、心電図にも異常なし、血液検査でも問題なしとの犬ドックの結果も教えて頂いた。

















水も飲まず食事も取らず健気に健康を装う愛犬なのだが、今夜か明日の朝食を食べれば(当初は3〜4日の入院を予定していたが)明日夕方には退院しても良いとの事だ。明日朝のお見舞いは辞退させて頂き、電話で様子を聞く事にした。早ければ明日退院との事で、明日も早めに仕事を切り上げて愛犬を連れて帰る・・・事になるのだろう。抜糸予定は10日後なので、平日の来院をやりくりしなければならない様だ。

今後は当院も御家族の皆様も一致団結し継続してラッキーちゃんの健康を守っていきましょう!と云う決意表明でムンテラは終わった。(おいおい)



お支払いが愉しみだ。(ハハハハハ)



手術は無事終了!

我が家の愛犬ラッキーへ御心配を頂き、有り難う御座います。

# 私が昨年心臓手術(カテーテル手術)を受けた時は、誰からも御見舞いメールは届かなかったのに、ウチの愛犬の際には多くのメールを頂戴し感謝感激で・・・複雑な心境です。

約束の17時になったので動物病院に電話を入れてみた。
無事に手術は終了し、無事に麻酔から覚醒し、元気なのだそうだ。

「あぁ、それは良かった!有り難う御座いました。」と伝えた処・・・、「それでは『お見舞い』には何時に来られますか?」と聞かれて戸惑う。「え゛? 犬の手術が済んだからって仕事が終わり次第見舞いに行くのが普通なのでしょうか?」と聞くと、「はい、皆々さんは御心配で御家族でいっらっしゃいますヨ」との事。

恐るべし、愛犬家の皆々さん・・・である。

経営的に上手くいっている動物病院の受付の方は「ラッキーちゃんは御家族の皆さんに会いたがっていますよ!」と臆面もなくサラッと言ってのける千両役者だった。

今日の内に行かなくても、後から手術が済んだ日に見舞いに来なかった「つれない飼い主」と後々からも恨み言を云われるとも思えないし、動物病院の都合で短時間面会しても人と犬の双方にフラストレーションが募るだけだと思うケド・・・、経営的に成功していそうな動物病院にお世話になる以上、御世間並みの愛犬家のフリをしておく方が得策なのカモ?「じゃぁ、少し早めに仕事を片付けますので最終の19時に参ります。」と伝えて電話を切った。

# 私の2回目のカテーテル手術の日・・・手術後には家族は居なかった(来なかった)んだけどね。

ナンダカ、拗ねたオヤジが恨み言を云っている風に思われると嫌なので言い訳をすると・・・、見舞いに行くと愛犬は家族と一緒に帰りたいと思う筈。でも、結局は置き去りにされてしまうのだ。彼は今日、色々な理不尽な目や痛い目に遭っていて、家族に会ったらあんな事やこんな事を訴えて慰めて貰って、こんな酷い場所に置き去りにして酷い目に遭わせた飼い主に恨み言を云って、でも迎えに来てくれた家族と家に帰れると思うのでは無いだろうか?漠然と家族と家を恋しがっている愛犬に、ハッキリと家族を思い出させて裏切って帰って行くのをどう思うだろう?会わなければ悲しい思いをさせる事も無いのに・・・。それでも見舞いに行ってやるのが愛情なのか、飼い主の自己満足なのか・・・判らないって話。


愛犬入院ス

一昨日に尿路結石が判明した愛犬だったが、処置の甲斐あって快調にオシッコをしている様だ。X線像に写っているだけで十数個の膀胱内の結石が化学療法で消えるには1ヶ月以上掛かるだろうし、化学療法が効けば結石の大きさが更に小さくなり容易に尿路に落ち込んでしまうだろうから・・・、手術しなければ今後も何度か尿路結石を膀胱に押し戻す術式を繰り返す事になってしまうだろう。先天奇形で気道が細い愛犬は、全身麻酔からの離脱期に自力呼吸を取り戻せるか否かが確約出来ないと獣医に脅されてはいたが彼の余生を安寧に過ごして貰う為には、一時のリスクは許容し彼の強運を信じて・・・手術を受けさせる事にした。

昨夜から飲食禁止なので、暫しの別れの水杯も交わせないが・・・少し様子が変な飼い主を訝しがる事もなく何度かの通院で大嫌いになった動物病院の待合室でブルブル震えている愛犬を可哀想に思ってしまう。

明後日には元気に帰って来ることを家族みんなで待っています。

ラッキー、頑張ってね!

2013年5月11日土曜日

愛犬が尿路結石で・・・

数日前から愛犬の様子が変だった。もう10歳のシニア犬なので前立腺肥大だろうと思っていて休日になったので動物病院に連れて行った。だが、前立腺肥大ではなく尿路結石だった。尿道結石がペニスの付け根に3個、前立腺内の尿路に3個留まっていて、尿の出が悪くなっていた。

治療方法は、尿道の詰まりを無くす為、尿道に詰まっている結石を膀胱内に押し戻す処置が先ず行われる。押し戻せない場合には、外科的処置により摘出が必要となることも有るそうだ。(廉価で評判の)馴染みの動物病院ではスタッフ不足で押し戻せず、さりとて手術設備も無いので対応出来ないと云う事で別の動物病院に行く事に・・・。

そこで無事に処置が済み結石を膀胱内に押し戻す事に成功した。術式前のX線画像に有った尿路結石は総て膀胱内に押し戻されて、術式後のX線画像では膀胱内には大中小取り混ぜて14〜5個の結石が溜まっていた。

数も多いので化学療法ではなく手術を勧められたが、ウチの愛犬は先天的に気管が狭く肺動脈弁に狭窄があり心臓肥大が進んでいて手術には耐えられないかも知れないと脅された。暫く療法食を続けながら来週の通院時に膀胱に溜まった石が尿路に落ちていかないかを様子見しながら手術をするか化学療法を続けるかを悩む事にする。

午後一杯処置室で戦う愛犬を側で励まし続けたので疲れ果てたのだが、尿の出が復活して快調の愛犬は上機嫌ではしゃぎ回っている。やはり獣医師の勧めに従って手術を選択するのが最良の選択なのだろうか?

今日の御支払は、最初に行った(安い方の)動物病院が5000円位、次に行った(お高級な方の)動物病院が39000円程だった。

2013年5月2日木曜日

韓国政府、海外永住者にも兵役。

해외영주권자 병역, 국방무관이 돕는다 

日本には、「戦前から“日本に居住している”かつて日本国民だった旧植民地の人々で、サンフランシスコ講和条約により日本国籍を失った人々」としての特別永住者資格を持つ方々が約39万人居られ、そのほぼ全員が在日韓国人・朝鮮人の方々である。明確な資料がないので判らないが、恐らく在日朝鮮人の方々が3〜4万人で、在日韓国人の方が35万人以上我が国にはいらっしゃるのだろう。

1962年韓国(大韓民国 )政府は「在外国民の兵役免除」を兵役法に法律第1163として追加し永住権保有者は、兵役納税義務などが免除されている(在日永住権者は35歳まで徴兵が延期され、36歳になると兵役の義務はなくなる)が、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)との緊張の高まりを受けて韓国政府は在外同胞にも兵役の義務を課す動きとなったようだ。韓国国外での永住権を有する35歳以下の兵役義務者は15万人以上も居られるのだそうだ。

同じ韓国国民として在日韓国人が徴兵の義務を免除されるのは不公平だという国内世論の高まりを受けて義務化と云うよりも兵役請願案内を出す程度に留めるのだろうが、今後の更なる緊張の高まり次第では兵役逃れは許さないと云う流れとなるのカモ知れない。

朝鮮民主主義人民共和国指導者の理性に期待したい。

バグラム空軍基地で民間貨物機が離陸直後に墜落


Bagram Airfield Crash 29 APR 2013 (別窓に表示されます)


う〜ん、怖い映像だ。

タリバンから犯行声明が出ていると報道されているが墜落時の映像を見る限りでは、機首の上げすぎに依る失速墜落だと思われる。逆に離陸直後に、こんなに機首を上げる機動は出来ない筈なので貨物機ならではの荷崩れが原因なのカモ知れない。