2013年12月27日金曜日

若返り

60歳の高齢者が20歳の若者に戻ることに匹敵する「若返り」がネズミによる実験で成功 - GIGAZINE:

それを実現するのがNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)なのだそうだ。これの酸化型NAD+(ニコチン酸アミドアデニンジヌクレオチド)であり、生物由来の食品に多く含まれる原料を合成して作られている体内生成物質でありコエンザイムIとして、生物の主な酸化還元反応の多くに於いて必須成分とされる脱水素酵素だ。要は、高校時代の生物の授業で習ったEMP(エムデン・マイヤーホフ・パルナス)経路やTCA(トリカルボン酸) 回路と云った生体内でのエネルギー代謝に関わる物質である。

補酵素が加齢と共に減っていく事は広く知られていて、お金持ちのマダムの皆さんはコエンザイムQ10(ユビキノン)を老化防止の目的で摂取するのだそうだ。老化防止に効果があるとされるコエンザイムQ10の1日必要摂取量は100mgなのだそうがが、コエンザイムIとも呼ばれていたNADの1日必要摂取量はどの位なのだろうか?因みに、部品であるナイアシンには過剰障害が知られていて過剰摂取では血糖値や尿酸値を上昇させたり肝障害の可能性があるのだそうだ。若返りに必要な摂取量は、やはり1日100mg程度なのだろうか?

こうなってくると・・・UQやNADに限らず体内で合成していたコエンザイム類を大量に摂取すれば若返るのだとすれば、150歳や200歳も当たり前と云う時代になるのカモ知れない。私も若返ってみたい気もするが、長くても100歳位で全員死んでしまう前提で維持されてきた年金制度が破綻するのは明らかだろう。そうなれば、若返りサプリメントを飲む人には年金を支給しない・・・とは云えないので、年金支給に満期が設定される事になる・・・のカモ?




0 件のコメント:

コメントを投稿