2014年3月19日水曜日

Geekなぺーじ:Google Public DNSがBGPハイジャックされる

Geekなぺーじ:Google Public DNSがBGPハイジャックされる:






私は、恥も外聞も無くドップリとGoogleサービスを使い倒しているので・・・使っているDNSISPのではなくGoogle Public DNSである。

DNSは、ほとんどのインターネット利用者が普段意識していない透過的なシステムだが、その役割は非常に重要である。


インターネットに接続されているすべてのコンピュータは、固有のIPアドレスを持っている。数字、又は英数字の羅列で表された覚えにくいIPアドレスを、人間が覚えやすい名前で扱うことができるような機構が考案された。これがインターネットドメイン名である。このドメイン名からIPアドレスを引き出す機能が、DNSの代表的な機能である。


Google Public DNSである"8.8.8.8"がBGPハイジャック(TCP/IPネットワークのルーター間での広範囲のルーティングに使われる通信プロトコルを故意に書き換え、特定のネットワークへのルートを乗っ取る事)を受けた事は、勿論Google側には何の責任も無い。

昨年10月より、ブラジル国民のデータをブラジル国内に留めることを求めた法律が成立したことに依って、ブラジルからGoogle Public DNSは撤退していて、その間隙を突いた訳だ。


全世界のインターネットユーザーの約60%以上は何らかのGoogleサービスを使っていて、全世界のインターネットトラフィックの25%以上は何らかのGoogleサービスに関連する迄に至っているそうで・・・、インターネットとはGoogleであると云えるだろう。


私は、恥も外聞も無くドップリとGoogleサービスを使い倒しているのだが、TNSTAAFL(There ain't no such thing as a free lunch : 無料昼食と云うモノは無い)なのだろう。近い将来、全世界を掌握したGoogleからサービスを打ち切られる「Google八分」に遭うとインターネット上に構築した総てを失う事になってしまうのカモ知れない。

くわばらくわばら

0 件のコメント:

コメントを投稿